今回は、レンタカーを借りて
広島から下関の唐戸市場から門司港周辺を日帰りでドライブ旅行してきました。
とても楽しく、グルメや街歩きなど大満喫できましたので、
いいなと思った方は、ぜひ行ってみて下さい!
広島から下関・門司まで(アクセス、所要時間)
みなさん、下関・門司エリアにいったことはありますか?
このエリアは関門海峡を挟む形で本州側に下関、九州側に門司があり、
関門大橋や関門トンネルを通って、車で15分くらいでサクッと行き来できてしまうので、
2つのまちを1日くらいで回ることができる、そんなエリアです。
そんな短時間で本州と九州を行き来できるなんて驚きですよね!
そもそも、関門海峡という名前は、下関の「関」と門司の「門」からとったみたいです。
そんな本州の端まで、広島から車で向かいます。所要時間はGoogle Mapでは2時間半!!
Google Map先生は、少々スパルタな時間設定をしてくれるので、
途中の休憩時間などいろいろ加味して、3時間程度を見ていただくと大丈夫かと思います。
いきなり3時間の運転はハードだと思うので、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
今回、行った場所は、下の地図にまとめてみました。
まず下関で唐戸市場に向かい、そこから関門海峡を渡って門司港周辺を散策するという行程です。
観光スポットがキュッとコンパクトにまとまっているので、とても回りやすかったと思います。

いざ出発、日帰りドライブ旅行!
それでは今回の日帰り旅行でいったスポットを順を追って紹介していきます。
広島から行く人は、この行程を参考に移動していただければきっと満足できるはずです!
【7:30】 広島出発
下関に行こうとすると、広島の出発時間はかなり早くなります。
最初の目的地の唐戸市場は、午前10時〜お昼前がかなり賑わっていておすすめということで、
それを目指すとこの位早く出なくちゃいけなそうです💦
眠い目を擦りながら、コーヒーを買ってシャきっとしながらいざ出発です!
私はコンビニコーヒーだとローソンのものが一番好きです。
【10:30】 唐戸市場に到着〜どの海鮮も鮮度抜群!〜
ドライブで3時間、、、、、ようやく唐戸市場に到着です。
唐戸市場は駐車場に入るのもとても大変です。3方向から車が来るので、1回の信号で数台しか進めません。
唐戸市場の建物が見えてから20分くらいは並ぶんじゃないでしょうか?
ここまで待つのなら、もう少し入り方も考えておけばよかったです。
みなさんは時間に余裕を持って行ってみて下さい。


無事駐車場にも車を停めることができ、いよいよ唐戸市場に向かいます。
後ろ振り返るとさっそく関門海峡と関門大橋が!
青空と海の中で、とても綺麗に映えていたので、つい写真を撮ってしまいました。

唐戸市場は、調べた通り10:30には大賑わいです。
「。。。。。。。こんなに人がいるんだ」
驚きです。前に進むのもやっとの賑わいでした。

市場では、金土日曜と祝日は「活きいき馬関街」という寿司バトルが行われます。
市場に出店する各店舗が新鮮な魚をお寿司にしてお客さんに提供します。
ネタは新鮮な上に大ぶり。食べ応えだけでなく、見応えも十分です。
そんな「活きいき馬関街」は金土曜は10時〜15時、日曜祝日は8時〜15時にやっています。
お昼過ぎると閉まってしまうお店もあるので、やはり10時〜お昼前がおすすめです。

どのお店も長蛇の列です💦
30人くらいは待っていたと思います。
体感待ち時間は20分程度でしょうか?
意外と進みは早いです。
自分の注文する番がきたら好きなネタを店員さんに伝えて、
撮ってもらって会計するシステムです。
基本現金でのやり取りだった気がします。
カード派の方は注意して下さい⚠️
「どれにしようかな。。。」美味しそうなお寿司がいっぱいで迷います。
「普段食べることないネタもいっぱい。。。」
マグロのほっぺやトラフク白子、マグロの脳天など、普段見たことないネタもたくさんありました。
こんな大きなお寿司なのに、1個200円〜500円程度とリーズナブルです。

いろいろ食べましたが、私の一番のお気に入りだったのは、「赤エビ300円」です。
1匹丸々頭つきでお寿司ののってて、インパクト大ですし、
今まで食べたエビの中で、一っっ番ぷりぷりのエビでした。
あまりに大きすぎてぷりぷりすぎて、口一杯のえびを頬張った時に
まるで口の中でえびが踊っているかのように錯覚するほどです笑

そのほか、ふぐ汁(400円)とサザエ(300円)もいただきました。
少し肌寒い季節はあったかいものが身にしみて美味しいです。
食べ物が美味しすぎて、結局12時近くまで滞在してしました。
絶対また来たい、そんなスポットでした!


<唐戸市場 〜活きいき馬関街〜>
・場所:〒750-0005 山口県下関市唐戸町6−5
・営業時間(※10時ごろ〜昼前がおすすめみたいです)
ー 金土曜:10時〜15時
ー 日曜祝日:8時〜15時
※営業時間は事前に公式HPのカレンダーをご確認ください。
・予算:2000円/人
(新鮮でとっても美味しいけど、一部観光地価格かなと感じる部分もありました)
・駐車場:あり(自走式立体式駐車場と接続)
【13:00】 関門海峡ミュージアムでレトロを感じる
それから、関門海峡を渡って九州側の門司周辺に向かいます。
関門トンネルに入るところが若干渋滞していて、少し時間がかかってしましたが、
13時前ごろに関門海峡ミュージアムに到着しました。
ここの見どころとしては、かつて鎖国が終了した明治から昭和の時代に
国際貿易港として大いに賑わいを見せた門司の街の歴史と、
当時の時代の雰囲気を感じることができる等身大ジオラマ「海峡レトロ通り」です!
しかもこれ無料で楽しめます。ぜひ当時の門司の街の雰囲気を感じたい方はぜひ。


展示の一部には、当時最も門司で栄えていた商店街「栄町銀天街」の当時の写真なんかもありました。
「こんなに人がいたんだ。。。。。」
広島の本通り以上に多くの人で賑わっている様子が見てとれます。

屋上に登ると展望台が、
「え、さっきいた唐戸市場あそこじゃん!」
高い建物があまりないので、すぐに見つけることができました。
この場所のとなりには結婚式場のようなスペースもありました。
「こんな綺麗なとこで結婚式できたら素敵だろうな〜」
私たちも結婚式を挙げた場所は、こんな感じで海と空がすごく綺麗に見える場所だったので、
少し当時を思い出しました。

少し下の階にはカフェもあって、落ち着いた雰囲気で景色も絶景でした。
地元の人の人気スポットなんでしょうか?
席も7割程度は埋まっていたように感じます。
ちょっと一休みにはすごくいい場所だと思うので、ぜひ!

<関門海峡ミュージアム>
・場所:〒801-0841 福岡県北九州市門司区西海岸1丁目3−3
・営業時間:9時〜17時
・入場料:無料(プロムナードデッキ、カフェ、展望デッキ、海峡レトロ通り)
※海峡歴史を再現した「海峡アトリウム」は有料(大500円、小200円)
・駐車場:あり(平面駐車場)
【14:00】 栄町銀天街〜かつて大賑わいだった商店街の今〜
関門海峡ミュージアムを後にし、
門司の中心市街地を散策しようと思います!
ただ、駐車場に空きがなく、少し離れた栄町銀天街近くの駐車場に止めることにしました。
「あの商店街が今はどんな感じになっているんだろう?」
さっき関門海峡ミュージアムで大賑わいだった栄町銀天街の様子を見ているので、
今の様子が気になります。
「おお、趣ある感じ。。。。」
いくつかカフェのようなお店はあるものの、シャッターが目立つそんな様子でした。
(行ったのが日曜だったので、平日はもう少しお店なども空いているのかもしれません)

「あの人で埋め尽くされてたあの写真の場所と同じ場所なんだよな〜」
以前、広島の呉にも訪れる機会があったのですが、少し似たような雰囲気を感じました。

【14:30】 門司港駅周辺を散策〜レトロ街並みと海峡プラザ〜
そんな栄町銀天街から、門司の中心地である門司港駅周辺までは徒歩8分です。
やはり街中を歩いてみると、門司港レトロという名前の通り、
歴史ある建物や街並みがたくさん残っています。
「これ大丈夫?崩れない?笑」みたいなのも若干ありました。

こちら(URL:https://www.crossroadfukuoka.jp/spot/13204)からの引用になります。
JR門司港駅は1914年に創建され、1988年に鉄道駅として日本で初めて重要文化財に指定されたようです。
ルネッサンス式の木造建築で、九州の駅でも古く歴史的価値の高い駅舎と言われているとのことでした。
今は、1階にスターバックスが、2階には建築された当時に営業していた食堂を再現した洋食屋さんが入っていました。

その後、日本国有鉄道のオフィス(1949-1987)JR九州本社(1987-2005)としても活用され、2005年からは北九州市が所有していて現在は日本遺産に登録されています。


こんな感じで、門司には大正から昭和にかけて、大企業の支店が多くあっただけではなく、
税関などの国の機関も所在していたようで、当時大賑わいだったのも納得です。
そんな門司の観光スポット「海峡プラザ」にも行ってきました。
お土産屋さんはもちろんのこと、門司や山口のご当地グルメ、地元の雑貨店など
観光に来た人が求める全てがここにある!そんな感じの施設です。
詳細は施設HPをご確認いただければと思います。
ちなみに私たちはここで、福岡土産のめんべいを購入し、山口グルメの瓦そばを堪能しました!
全然門司と関係ないですね笑
瓦そばはとても美味しかったので、またの機会にそのご紹介をできればと思います。


<門司港レトロ 海峡プラザ>
・場所:〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町5−1
・営業時間(※詳細は施設HPをご確認ください)
ー 物販:10時〜20時(各店舗ごとに異なります)
ー 飲食:11時〜22時(各店舗ごとに異なります)
・予算:店舗による
・駐車場:あり(平面駐車場、満車の場合は周辺にも時間貸し駐車場あり)
門司といえば、バナナと焼きカレーが有名なそうなので、
ぜひ来られた方は、この場所だから食べられる美味しいものを食べてみるのもいいかもしれません!
でも、やっぱり食べたいものを食べたい時に食べるのが一番いいですよね笑
ちなみに門司港レトロのHPには、焼きカレーMAPなるものが公開されていましたので、
焼きカレーファンはお見逃しなく!
そのほか観光MAPも多く取り揃えられていて、ぜひ見てみてください。
<焼きカレーMAPはこちら>
https://www.mojiko.info/eat/images/yakicurry.pdf

少し遠かったので、今回は私たちはパスしてしましたが、次きたら渡ってみようと思います。左に見えるのがプレミアホテル門司港、右手に見えるのが門司税関です。
【17:00】 帰り始め
ここまで色々回るとかなり時間も経っていて、
時計をみると17時過ぎ💦
今から帰る時間(帰り道もやはり3時間です、、、)を考えると、
もうそろそろ帰ったほうが良さそうだなということで帰ることにしました。
最後に
大満足の下関・門司の日帰り旅行
やはり帰り道もしっかり3時間かかり、家に着いたのはしっかりと夜も深くなっている時間帯でした。
ただ、日帰り旅行としては考えられないほど、いろんな観光スポットを巡ることができましたし、
色んなグルメも満喫できて、今回の日帰り旅行は大々満足です!!
ぜひ、広島からちょっと遠くに日帰りドライブ旅行してみたいな、
と考えておられる方いたら参考にしていただけると嬉しいです。
関門海峡とまちの歴史
今回は、かつて貿易港として大いに栄えた門司と下関を訪れました。
やはり、どんなに元気がある街も時代の流れとともに徐々に元気がなくなってしまうことって
あるんだな、と感じます。
また、今回は訪れることができなかったのですが、下関の街中も門司同様に
少し元気がなくなっているという話を聞きます。
下関と門司、この2つの街の元気がなくなってしまっている原因はなんなのでしょうか?
色々調べてみると、その原因は関門鉄道トンネルの開通にあったようです。
その理由はこう書かれていました。
・1889年に門司港が国の特別輸出港に指定され、石炭の中継貿易・大陸貿易の拠点として日本三大貿易港まで発展
・1942年に関門トンネル、1958年に関門国道トンネル、1973年に関門橋、1975年に新幹線の海底トンネル開通。これにより下関・門司が徐々に通過地点となってしまった
・通過地点となったことで企業の撤退も相次ぎ、街としては元気がなくなっていった

陸と陸を繋ぐ、橋やトンネルは人々の暮らしを非常に豊かにしていきます。
ただ、その一方で便利になったからこそ通過地点となってしまった下関や門司のように、
大きな負の影響を受けてしまうこともあります。
下関や門司は海峡付近だったという強みで大きく発展していきました。
ただ、それが橋やトンネルの開通によって強みが強みではなくなってしまい、
それが衰退の一番大きな原因だったそう理解しました。
広島も似たようなことが言えるのかもしれません。
福岡、大阪がどんどん発達し、新幹線や飛行機などの公共交通がどんどん発達する中で、
通過される場所になってしまっている、そんな風に感じます。
そんな中、門司はかつて繁栄した歴史を生かして観光という新たな強みを作っています。
HPも見てみましたが、ものすごい力の入った魅力的なものを作ろうという思いが感じられます。

どうにもできない外的要因はありながらも、
持ち合わせているものを最大限に生かしてなんとか現状をよりよくしようとする。
とても大事なことを今回の日帰り旅行を経て、少し学びになったかなと思いました。
今後もこうした色んな場所にいくことで、色んなことを学べたらと思います!
ではまた
2025.12.7
<移動中は読書や動画、音楽を楽しもう>





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